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甲状腺は甲状腺ホルモン(TSH)という
ホルモンを作っている臓器です。
のど仏の下にあり、通常は縦横5センチほどの大きさです。
甲状腺ホルモンには体の新陳代謝を高め、体を活性化させ、
活動するために必要なエネルギーを生み出す働きがあります。
この甲状腺が支障を来すと体はどうなるのか、
甲状腺疾患は2つに分けられます。
●甲状腺機能亢進症
 【症状】頻脈、発汗、イライラ感、下痢、体重の減少等
 甲状腺機能亢進症の多くはバセドウ病と呼ばれるものです。バセドウ病は責任感が強く仕
 事も出来、頭の回転の速い人に見られる傾向があります。これは興奮しやすくいつでも緊
 張状態になってしまうことと深く関わりがあり、また目がぎょろっと突き出したように見えるこ
 とも特徴です。バセドウ病は甲状腺刺激ホルモン受容体に対する自己抗体が免疫系で過
 剰に作られ、これが甲状腺を刺激するため甲状腺ホルモンが大量に分泌されることにより
 おこります。
 また、高齢者で甲状腺機能亢進症を示す疾患として、バセドウ病以外に破壊性甲状腺炎
 (慢性甲状腺炎や亜急性甲状腺炎での甲状腺破壊)、甲状腺腺腫(プランマー病)などがあ
 ります。

●甲状腺機能低下症
 【症状】徐脈、寒がり、難聴、肥満、声枯れ、便秘、脱毛、皮膚乾燥等
 甲状腺機能低下症の多くは慢性甲状腺炎(橋本病)です。これは加齢による原因が多く、
 40代以上になると発生頻度が増える傾向にあります。また判断材料として声に現れるこ
 とも特徴です。甲状腺に対して破壊性の自己抗体が過剰に作られ、それにより甲状腺か
 らの甲状腺ホルモン分泌が低下する免疫の病気です。

 鍼灸治療は脳を活性化し、自律神経、ホルモンバランス調整を行うことから、甲状腺疾患
 にも大変効果が期待できます。